2012年06月13日

杉浦康益さんの新しい陶の世界“西アフリカ逍遥”

 次回の展覧会で子どもワークショップやトークの講師をしていただく
杉浦康益先生の個展が、6月17日(日)までの会期で赤坂のニュー
オータニにある現代陶芸・寛土里で行われています。
Sugiura_1.jpg
花とカメレオン
 
前回の記事で関連行事では最近発表されている動物をテーマに子どもワークショップを
お願いしたことを書きましたが、どんな作品?というと、こんな感じです。
Sugiura_4.jpg
サイ

杉浦先生の陶造形には、石を陶で再現した群像や列柱を組合せた大きなインスタレーション作品、
そして植物の構造を探求する陶の博物誌シリーズなど、幾つかテーマがあるのですが、今年に入って
新たにアフリカの人々や建物、動物を作品化したものを発表されています。

陶の博物誌 西アフリカ逍遥
現代陶芸・寛土里
6月10日(日)〜17日(日)


数年前に訪れた西アフリカは、乾いた大地と日本と比べものにならない暑さの
厳しい場所だったそうですが、そこで得た体験を土に集め、イメージを
膨らませ、異国の空気が伝わるような陶の世界を展開されています。
 動物たちの魅力的な様子はもちろん、建物の作りや人々の表情など、細部まで
丁寧に仕上げられた作品群は、見ているだけで楽しくなってくるまさに杉浦ワールド
でした。
個々は緻密なのですが大きな「ニョンゴノ村」や10人以上の楽団の一群など個展全体の
ボリュームは相当なものです。
Sugiura_3.jpg
ニョンゴノ村

個展が終わった後はすぐに、今年7月からの越後妻有トリエンナーレの準備に行かれるそうで、
http://www.echigo-tsumari.jp/
お話聞く度に新しいものに向かって動き続け、エネルギーを発している作家さんです。
 ワークショップに関してはこれから打合せで細部について相談を重ね、8月本番を迎えたいと
思っています。もちろん、「プロ」の作るこんな動物たちにいきなりかなうわけはありませんが、
一緒に制作を体験するのは、まさにワクワクの機会になりそうです。(高)
posted by 智美術館 at 19:42 | TrackBack(0) | 個展・展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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