2014年01月22日

隠ア驤齊≠フ展覧会が始まりました

先週の土曜日、18日より隠ア驤さんの展覧会が始まりました。

「隠ア隆一 事に仕えて」
1月18日(土)〜 3月30日(日)
会場:菊池寛実記念 智美術館

http://www.musee-tomo.or.jp/exhibition.html
kakurezaki_image2.jpg

 隠ア驤黷ウん(これまでお名前の漢字をふつうの「隆」の字を使われて
きましたが、還暦を機に正式な字に戻されたそうです)は古くからのやき
もの産地である備前にあって、器とオブジェの領域を自在に横断して、
造形的な仕事で備前焼に新風を吹き込んできた作家であり、現代の備前焼を
代表する一人です。

 美術館での本格的な展覧会として初めてとなる智美術館での展示では、
これまでの30年分のお仕事の中から、担当学芸と作家自身がディスカッ
ションを重ねて選ばれた作品、50点余り(55点、会期中展示替えあり)が
並びました。

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posted by 智美術館 at 19:09 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

本年もどうぞよろしくお願いいたします(2014年)

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年も当館の活動にご支援賜りますよう何卒お願い申し上げます。


 智美術館は1月2日から通常通り開館いたしております。そして
現在開催中の展覧会、「現代の名碗」展も残すところ週末の土日、
2日間となりますので、お見逃し無いよう、皆様ぜひお出かけくださいませ!

 ところで、お正月明け早々にニュースなどではデパートの初売りが話題とし
て取り上げられていますが、新宿にお出かけの方でこちら↓の掲示に気がつかれ
た方など、いらっしゃいますでしょうか?
(見たよ、という方がいてくださると嬉しく。)
K_image.jpg
実は、京王線新宿駅出口スペース(京王デパートへのエスカレーター辺りなど)に年末から
隠ア驤齠Wのポスターが大きく掲示されています。
そろそろ、掛け替えになってしまうかもしれませんが、お近くにお出かけの機会が
ありましたら、ぜひご注目くださいm(_ _)m
 この新宿駅前のスペースでは、当館のもの以外も各美術館の展覧会ポスターがたくさん
掲示されていて、アートファンには見ているだけでも面白いスポットになって
いました。個人的に気になったのは、「ラファエロ前派展」(森アーツセンターギャラリーにて
1月〜)や、「バルテュス展」(東京都美術館、4月〜)など。とくにバルテュスの謎めいた
雰囲気の少女の作品が引き伸ばしになっているのはかなり目を引く印象です。…が、絵画の華やか
で濃密なイメージに囲まれると、当館のポスターのシンプルさが逆に際立って見える!と内心で
自画自賛して来ました。(高)
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2013年12月08日

レストランの紅葉(2013)

智美術館の1階にあるレストラン「ヴォワ・ラクテ」から
見渡せるお庭、今年の紅葉も見ごろになってきました。

voie_lactee_1.jpg

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まだしばらくは楽しめそうです。


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2013年09月22日

夏の成果(子どもワークショップの作品)

 8月に開催した、子どもワークショップの作品が講師の杉浦康益先生の
ところから戻ってきました。杉浦さんの工房は真鶴にあるので、そこまで
作りたての子どもたちの作品を「生の状態で」美術館から運んで焼成して
いただく、という先生にかなりの無理をお願いしてしまいまいしたが(あせあせ(飛び散る汗))、
そのおかげで今年も素敵に仕上がって、無事に美術館まで帰ってきました。

workshop2.jpg
workshop1.jpg

参加者の方からもお互いの完成作を見てみたいという声がありましたので、
ブログに掲載させていただきました。

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2013年08月18日

次回展のチラシが出来上がりました

次回、9月14日から開催となる
「現代の名碗展」
の展覧会チラシが出来上がりました。館内では
配布を始めていますが、かなり充実した内容となります。
昭和から現代まで、日本を代表する作陶家たちの作品が、茶碗を
テーマとして一堂に集まります。また、詳しい情報はHPおよびブログにも
掲載いたしますが、イメージだけ先にアップさせていただきます!


meiwan.jpgmeiwan_2.jpg

ところで、ブログ等でなかなか詳しくお伝えすることが出来ないのが
心苦しいのですが、昨日の榎本徹先生のお話はとても充実した内容でした。
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posted by 智美術館 at 19:07 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月05日

7月1日より日経新聞夕刊にて

東京も昨日からムシムシと梅雨らしく湿気の高い
日が続いております。館の外にはカエルやヤモリが
ひっそりと生息しているので、暗くなって帰る頃に
表れることも。

ところで、7月1日より日経新聞夕刊にて当館で能管の
演奏を何度かしてくださっている藤田六郎兵衛さんが
寄稿されています。
「プロムナード」の項で、月曜日にご担当されるようです。
連載が何回続くものなのか分からないのですが、ぜひご一読を
おススメいたしますぴかぴか(新しい)
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2012年12月27日

今年もお世話になりました

 智美術館の2012年、年内の開館は本日で終了となります。
今年も当館にお越しくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
なかなか、ブログの更新ものんびりペースでしたが、
展覧会を通じ、今年もさまざまな出会いがあり、多くの方に
助けていただいた一年でした。ありがとうございました。
(やきものたちにも感謝です。)

 東京にいると、毎日目まぐるしく時間も物事も移り変わっていきますが、
それに呑まれず、新鮮な空気を届けられる場となるよう、深呼吸しつつ来年
も自分たちの仕事に取り組んでいきたいと思います。
来年も1月2日から通常通り開館します。現在の「今泉今右衛門展」も
会期わずか
となりますので、初詣と合わせてぜひお出かけください!

IMG_0758.jpg

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posted by 智美術館 at 18:30 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月16日

紅葉満喫(レストランのお庭から)

2012_12museetomo1.jpg
今朝は、智美術館、ヴォワ・ラクテのお庭、紅葉が最後の見ごろですよ!
というお知らせです。

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以前に、紅葉も11月下旬ころから見ごろになると思いますと書きましたが
その後仕事にかまけて(?)、お庭の景色もお伝えすることなく過ぎてい
ました。今朝のいいお天気につられてカメラを持って見にいった所、思った
以上に綺麗だったのでこれはお伝えせねば!と急きょ紅葉特集です。
2012_12museetomo2.jpg
ここはどこの小京都?(←手前味噌)と朝からリフレッシュする景色でした。
写真を撮っていたところレストランのスタッフに、もうシーズン最後だよ、と言われて
しまい、来年はもっと早くお伝えせねばと思いつつ、もったいないのでアップします。
あっという間に年末で、皆様お忙しい季節になっているかと思いますが今右衛門展と
合わせて、ゆっくり景色を楽しむ時間をいかがでしょうか。(高)
(今日は少し気温もあたたかいようなので、お散歩日和ですね)
posted by 智美術館 at 12:06 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月15日

展示風景から(お庭も)

 先月から始まりました「十三代・十四代今泉今右衛門 色鍋島の粋」展
スタートから一か月と少しが経ちました。その間以前にご紹介したポスター
を街で見かけて来館してくださったお客様もいらっしゃり、嬉しい限りです。
 と、書きつつも現在来年度開催の第5回菊池ビエンナーレの選考作業などで
こちらのブログも滞りがちだったので、久しぶりに展示のご紹介をさせてい
ただきますm(_ _)m

tenji_image.jpg
前回、展覧会副題の「粋」(「いき」と読みたくなるところですが、「すい」と
読んでください)という言葉について書きましたが、個人的に当代の今右衛門さんの
作品を見ていて特にそれを感じるのが、この展示室3室目の作品です。



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posted by 智美術館 at 16:57 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月05日

次回展は、色々やります!(行ったり、作ったり。関連行事のご案内その1)

 先月21日の金環日食も終わり、気づけばもう6月ですが現在開催中の
「茶の湯の現代 用と形展」も今月24日までの会期となります。現代に生まれた
茶道具の面白さと工芸ならではの巧みな素材使いが合わさって、見ごたえある
展示になっておりますので是非足をお運びください。公募となって第1回の展覧会
ですから、次回以降につなげる意味でも会期の最後まで、大切にしていきたい
展覧会です。

 そして、次回7月7日より始まるコレクション展のお知らせが出来あがりました。

image_collection_gedai.jpg
 今回の展覧会は菊池コレクションの中から“東京藝術大学・陶芸講座の出身者”
テーマに取り上げてみようということで、春先から収蔵庫にまた沢山の作品を並べて現在展示計画をアレコレ練っています。
菊池コレクションには藤本能道の主要作品を中心に藝大に関わる陶芸家のものが
かなり集まっており、それを一堂に並べてみるというのは初めての試みとなります。ただ、
コレクション展ですのでどうしても半世紀におよぶ藝大陶芸講座の歴史を全てカバーする
ことが出来ないのが難しいところ。
 そういった意味で、展示としてはこちらのコレクションでお見せ出来る「これまで」と、
活動を続ける作り手さんたちの「これから」へ、つまり今度の展覧会から外の世界へと、ご覧いただく
お客様の意識が広がるようなものになれば良いなと思っています。

 ということで、関連行事としても色々やってみようということで動いたり、手を動かしたり
するものを企画してみました。(↓以下、詳細もご覧ください!)
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posted by 智美術館 at 20:18 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月20日

茶の湯の現代展 出だし好調?

 茶の湯の現代展は公募展としては第1回目なので、まだ智的な雰囲気がただようまでにはいたっていませんが、お客様の流れがあり好調の兆しです。もしかして日本橋の三越で開催されている東日本伝統工芸展の影響? 公募の対象が陶磁器だけでなく、漆工、木工、竹工、金工、ガラスなど、素材の幅が広がったからでしょうか。
 私たちスタッフも、作品の素材が広がったので興味津々です。実のところ東日本伝統工芸展の会場もずっと気楽にまわれました。見るためのとっかかりができた感じです。
 それに同じ作家さんでも、伝統工芸展への出品作と智美への出品作との間に造形的な開きがあり、比較する楽しみもありました。
 現代の造形を紹介する展覧会を「茶の湯」というテーマで開くのは難しい部分もありますが、作品全体を見渡すと、使うことをイメージしながらつくられた「うつわ」を並べた展示室は、造形性を競う「菊池ビエンナーレ」と対照的です。(花)
posted by 智美術館 at 17:17 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月02日

アートフェア2012

 先週、金曜日〜日曜日まで有楽町の国際フォーラムで
春のアートフェアが行われていました。お知らせをいただいて、
昨年は、震災の後で秋まで延期になったのだった、と去年の春の
ことも思い出しましたが、仕事後に出かけてみると、今回は会場
スペースが広くなったそうで、比較的ゆっくりまわれました。

 古い物あり、工芸あり、もちろん平面や立体、映像作品などなんでも
ありという内容なので、普段あまり意識してチェックしていない
ジャンルまで見られて、ありがたい機会です。

今回、拝見していて私が吸い寄せられたのは、しぶや黒田陶苑さんが開催
していた、志村ふくみさんの裂(袱紗等)の展示でした。

artfair2012.jpg

染色、織物の分野では著名な作家さんですが、実際の物を間近で手に取って
見たのは初めてです。志村ふくみさんの布…着物となると、庶民にはとても手の届か
ない「憧れ」の世界ですが、ここでは袱紗になって一度によりどり並んでいますぴかぴか(新しい)

 写真では絶対分からないなと感じたのは志村さんの布が持つ、質感の魅力です。
なんと言うか、実際の裂はもちろん色そのものも繊細ですし、それらが複雑に組み合わさった
配色も素晴らしいのですが、ただの色ではないんです。色彩が絹の艶と合わさって、
ぱぁっと光り輝いて見えるのです。

artfair2012_2.jpg

 アートフェアはそれぞれのお店ごとにブースの設えも凝っているのですが、
志村さんの会場は白が基調になっており、裂の色が優しく映え、そこにいるだけで
春を感じさせてくれる展示でした。
そしてやっぱり、いつかはこの魅力を着物サイズで鑑賞してみたいなぁとため息が
出てくるという…。とにかく美しい紬の魅力に引き込まれる空間でした(と、再びため息)。(高)
posted by 智美術館 at 18:53 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月03日

椿参入

IMG_3752.bmp 

金重有邦展の展示室の最後の部屋に大きな甕を陳列しているのですが、昨日鎌倉の山から椿が到着し、甕にいけられました。
 今朝、赤い花がいくつもついていて、じっと見ていると蕾も膨らんでいくようでした。刻々と移り変わっています。ご来館の際は、ぜひ、お楽しみください。
posted by 智美術館 at 11:46 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月28日

ナイト・ミュージアム一回目

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 一週間前のことになりますが、2月18日(土)に金重展の関連行事でナイト・ミュージアムをしました。この日は「触れる」会で、当館の館長が席主となって、立礼の形式でお茶をお客様にさし上げました。使用したお茶碗は金重さんの作品で、そのうちの1点は展示中の作品です。水指もそうでした(そういうわけでナイト・ミュージアムになったわけです。。。)
 呈茶のあとは、館長と金重さんとでミニトーク。

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 ナイト・ミュージアムは、金重さんの作品を身近に感じていただこうと企画した行事です。はじめての試みでしたが、ご参加いただいたお客様には楽しくお過ごしいただいたようです。一方、もっとゆっくりお茶を飲みたかった、との声もあり、「触れる」会は改善の余地がありそうです。
 土曜の夜なのに多くのお客様にご参加いただいて、本当に有難うございました!!

 ナイト・ミュージアム2回目となる3月3日(土)は「聴く」会で、お能の笛方の藤田流11代宗家藤田六郎兵衛氏にご演奏いただきます。金重さんの作品と藤田氏の笛の調べのコラボレーションです。幽玄のひとときが楽しみです(とはいえ、そそうのないようにと思うとド緊張です)。


 
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2012年01月25日

初日は雪模様

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金重有邦展、21日(土)から始まりました。
内覧会から昨日にかけて、寒波到来の雪模様。
最近までずっと晴れていたのに、「なんで?」と思いつつ「金重さんらしいな」という気もします。

さて、展示はユニークな空間になりました。とくに赤い方の展示室です。右の写真です。
自己主張する個々の作品というよりも、作品の持つ間合いが響き合って、展示室全体の雰囲気をつくり変えている感じです。その雰囲気が土牛さんの書「観自在」と響き合っています。
極言すれば、土牛さんの書のための空間を、金重さんの作品がつくり出したというか。。。
これが、いわゆる「茶」の空間というものなのでしょうか。
日を追うごとに、見えてくるもの、感じるものも違ってきます。私の第一印象もどんなふうに変わっていくのでしょうか。

抽象的な分かりづらい説明ですが、赤い展示室の「間合い」は、緑の部屋ともう一つ最後の小さい部屋と比べていただけると分かりやすいです。

展覧会は始まったばかりで、まだご来館の方は少ないですが、皆様作品をじっくりと眺めてくださっています。

さて、今週土曜日は当館館長が「金重陶陽、素山、有邦について」というタイトルで講演会いたします。陶芸史的な視点を講演会でおぎなって、展覧会の見方がふくらむといいなと思っています。ご来館をお待ち申し上げます。(花)




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2012年01月16日

金重有邦展展示作業中

今日から金重有邦展の展示作業を始めました。
展示作業は、美術館によって手順や方法は異なると思いますが、
うちは展示室の雰囲気に合わせながらの作業なので、準備はしつつも、実際に展示室に作品を配置してみるまで分かりません。いけそうと思っていたことが全然だめだったりということも多いです。
全体の調和をみながらあれこれ入れ替えて、少しずつ決まっていくという感じです。
照明の作業も意外と時間がかかります。学芸とそれをアシストしてくれるスタッフで粘りの仕事を展開します。

展示をすると、作品と作品とが共振し合って、それまで見えなかったことがだんだん見えてきます。
2010年夏の川瀬展のときも、そのあとの細川展のときもそうでした。今度は、どんな風景が見えてくるか、私自身楽しみです。

備前焼のお好きな方はもちろんのこと、そうでない方にとっても、ご覧いただきたい展覧会です。
むしろ、今回の場合、先入観なく、作品に向きあっちゃうほうが見やすいかもしれません。
土の色とか、ろくろ目とか、炎がつくった景色とか、眺めているうちに感じるものがどこからかやって来る感じ。。。がむばって、また報告します(花)。


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2011年09月23日

展覧会の裏側から(3)

夏の展覧会として始まった今回の川瀬忍先生の展覧会も、あっという間に
最後の週末となりました。

 週明けは台風により都内もまた交通の混乱などあり大変でしたが(それでも
展覧会にいらしてくださったお客様がたくさんいらっしゃいました。ありがとう
ございます)、本日から、ちょうどまた連休ですから、前から気になっている
けど見ようか迷っている、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご来館を
お待ちしております!

 もうあと何回か「裏側」をご紹介できれば良かったのですが、3回目の今回は
名残を惜しみつつ、新作について少しだけご紹介したいと思います。


IMG_2922.jpg

右「青磁水下 一碗」
左「青磁花入 笑苦火」 2011年続きを読む
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2011年09月06日

展覧会の裏側から(2)

先週土曜日に、川瀬忍先生、国立近代美術館主任研究員の諸山正則先生を
お招きして、関連行事の最後の対談「作家と語る」を開催しました。

当館での講演会は、開催のスペースがとても狭いため聴講いただくお客様に
狭い所に長時間座っていただいたり、無理をお願いしてしまうことも多く、
いつも心苦しく思うのですが、今回はそのお詫びの代わりに、と言っては何
ですが、配布資料を少し充実させ、モニターから遠い方にもお話を理解して
いただけるよう、工夫を試みました。

特に川瀬先生のお仕事についてをテーマとした3日の対談では、ここまで公開
して良いだろうかと、ご相談する時に心配していた工房の様子や、オリジナル
施釉道具の資料写真なども、快く掲載許可をいただき、カラー図版のプリントで
ご紹介いたしました。
全て出席していただいたお客様限定!の、資料です。
(対談の詳細は、また今後当館HPにて記録として公開していくつもりですので、
遠方でご来館いただけなかった方などにも、閲覧していただけると思います。)

展覧会の裏側から(2)

今回の展覧会や対談でのお話を通じ、ここはブログでお伝えしておきたい、
と思ったことがあります。
それはまさに、川瀬先生の青磁の“裏側”のことです。


作品高台.jpg続きを読む
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2011年08月21日

展覧会の裏側から(1)

現在、当館で開催中の「川瀬忍の青磁」展も、ちょうど先日、
会期半ばを過ぎる頃となりました。先週の川瀬先生、伊藤先生の対談、
そして昨日のアーティストトークと、作り手としての川瀬先生の生の
声を聞くチャンスに、たくさんのお客様が参加してくださいました。
 とくに対談の際には、満席のために聴きにくい姿勢でご無理をお願い
してしまった方も多く、すみませんでした。ご参加いただき本当に
ありがとうございました。


 それにしても、作り手から直接作品や制作についてのお話をしていただくと、
何度聞いても、その度に何かしら大切な、新しい発見や気づきがあります。

昨日のトークでも、制作に方法について思わぬ解説があり「!」と
なりました。

(展示中の文房具飾り一式には、青磁製の筆が2本含まれているのですが、
それぞれ作り方が違うのだそうです。ひとつは鋳込み、ひとつは…なんと
ロクロで。筆の軸をロクロで、引く技というのは、想像するだけでも尋常
じゃない繊細な作業なのだろうと、驚きます。
今まで、筆の施釉のことばかり気をとられていましたが、まだまだ、
秘密がありそうです。)


IMG_2814.jpg

そして、作家の言葉だけではなく、展覧会をご覧いただいた方からも、
なるほど、と思う様々な感想をいただいていて、今日ご紹介したいのは、
今回お世話になった印刷会社の方の仰ったことです。
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posted by 智美術館 at 17:41 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

「川瀬忍の青磁」展が始まりました!


 昨日から、今夏の展覧会、
川瀬忍の青磁 天青から 静かなる青へ 
が無事に始まりました。

本展の展示は、出品のほぼ全てが青磁作品ですので、
置きあわせてみると、会場の空気がそれだけで少し涼しくなった気が
します。そして当館は展示室自体が壁や展示台など色の組み合わせで
作られているので、それが作品の色と上手く合うのか、心配していた
面もあったのですが、(作品の力で!)とても引き締った空間になった
ようです。

…と、ここで展示室の引きの写真などで少し様子をご紹介出来れば、
と思ったのですが、以前にブログに書いたように、青磁の色や作品の空気を
写真で伝えるのはとても難しくたらーっ(汗)、本日は断念いたしました。

撮影露光が長いと青が飛んでしまうし、プロ用ではないカメラで写すと
形の良さが伝わらないし、デス。これは誇張でもなんでもなく、人間の眼で
見ないと、もったいないと思いました。展示の照明を調節したスタッフ自身も、
少しライトを見過ぎると、青の感覚が分からなくなるほど、繊細な色なのです。

代わりに、館の外に広がった、本日の空の写真をご紹介させていただきます。
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今日は本当によく晴れて、雲ひとつない晴天でした。
関東の梅雨はまだ空けていないようですから、その合間の、雨過天青と
いえるかもしれません。
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posted by 智美術館 at 18:44 | TrackBack(0) | ヒビツレヅレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする